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長安 - 世界の都市の物語 -

陝西省地図

 現在の支那大陸、陝西省の省都西安はかつて長安と呼ばれる大都市でした。黄河が几状に湾曲する内側(南側)に位置し、南を秦嶺山脈に隔てられ東は函谷関、潼関の険に守られています。西は細い回廊である甘粛回廊に囲まれた盆地を渭水(いすい)盆地と呼びます。中心には西から東に渭水が流れ黄河に合流しています。

 この地は決して肥沃ではありませんが、天然の要害として古くから国家が成立し中原(黄河中流域)の国家群と対峙しました。古くは周王朝、次いで秦が勃興します。西周の都鎬京(こうけい)は現在の西安市の西5㎞ほどにあったとされますが、まだ場所は特定されていません。秦の首都咸陽は長安とは渭水を挟んだ北側にありました。ちなみに咸陽の名は、九嵕山(きゅうそうざん)の南で渭水の北という風水上の山の南、川の北という条件を二つながら備えた咸(みな)陽という意味で名づけられたそうです。

 咸陽の南に都市らしきものが成立したのは、始皇帝の時代有名な阿房宮が渭水の対岸である南側に建てられてからです。漢の高祖劉邦は、項羽によって徹底的に破壊された咸陽の再建をあきらめ、阿房宮のあった渭水の南岸に新たな都を建設しました。これが長安の始まりです。阿房宮よりは北東側、より渭水に近いところに漢の長安城はありました。

 周は鎬京の他に、副都として黄河中流域、中原の西側の盆地に洛邑(らくゆう)を建設します。のちの洛陽で、後漢の首都となりました。洛邑を建設したのは周(西周)三代成王(在位紀元前1042年~紀元前1021年)だったと伝えられます。ですから都市としての歴史は長安より洛陽の方が遥かに古いのです。

 戦国時代末期、秦は渭水盆地の農業生産力を向上させるため渭水流域に大規模な灌漑工事を施しました。これが有名な鄭国渠(ていこくきょ)です。鄭国渠は秦王政(後の始皇帝)即位元年に起工され十数年の歳月をかけて完成します。これで渭水盆地の農業生産力はかなり向上したと言われますが、肥沃な中原の生産力にはまだまだ及びませんでした。後漢の光武帝劉秀が長安を諦め洛陽を首都としたのも農業生産力の高さを重視したのでしょう。広大な支那大陸を支配するにも西に偏った長安より、中原に位置する洛陽の方が都合良かったと思います。

 後漢の後、魏も晋も洛陽を首都とします。その後五胡十六国の混乱期、南北朝時代にも長安が首都となることはありませんでした。長安が再び首都となったのは隋の高祖楊堅によってでした。隋の後を受けた唐も長安を首都と定め、空前の繁栄期を迎えます。実は隋も唐も純然たる漢民族王朝ではなくモンゴル系の鮮卑族の王朝でした。実は遊牧民にルーツを持つ王朝には特徴があって、平野の中心より平野と草原の境界線に首都を設けるケースが多いと言われます。それは万が一支配下の農耕民が反乱を起こした時、容易に本拠地の北方草原地帯に逃れられるからです。元の首都大都(現在の北京)も似たような理由で首都に選ばれました。

 同じ鮮卑族の北魏は、大同から中原の真っただ中の洛陽に遷都したではないかと反論する方もいるでしょうが、北魏はあまりにも漢化政策を進めすぎたために北方遊牧民としての精強さを失い滅亡しました。唐の皇室李氏が鮮卑族出身であることは周辺遊牧民には周知の事実だったらしく、彼らは唐の皇帝を天可汗として崇めました。

 唐は中央アジアにも進出し空前の繁栄期を迎えました。首都長安は国際都市として栄え、色目人(中央アジアのイラン系民族ソグド人など)も多く住んでいたそうです。全盛期の長安は人口100万人を超える大都市だったと言われます。しかし、満ちれば欠けるが世の習い。さしもの唐王朝も末期には腐敗が進み地方の反乱に悩まされました。有名な安史の乱は唐王朝に実質的な止めを刺したと言われますが、唐末期に起こった黄巣の乱は長安にも波及し荒廃します。黄巣の乱で台頭した群雄の一人、朱全忠は衰退した唐王朝を簒奪し新たに後梁という新国家を樹立します。首都も本拠地だった大梁(開封 汴京【べんけい】とも呼ぶ)に移し、以後長安が統一王朝の首都となることはありませんでした。

 長安が西安と改められたのもこの頃だと伝えられます。渭水盆地の農業生産力の低さが歴代王朝で首都に選ばれなかった理由でしょう。現在の西安市は古都の面影を残していると言われます。悠久の歴史を感じるためにいつか西安に訪れたいですね。阿房宮跡、咸陽跡、始皇帝陵など周辺の遺跡も興味があります。
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ラージャグリハ(王舎城) - 世界の都市の物語 -

ラージャグリハ地形図

 今回はインド史や仏典に詳しくない一般の方は全く知らない都市だと思います。しかし仏教徒には忘れてならない重要都市です。釈尊が初めて布教した都市で時のマガダ国王ビンビサーラも釈尊に帰依しました。有名な竹林精舎もラージャグリハにあります。現在の市街地は山の北側にありますが、当時の市街地は東北東から西南西に細長く広がる南の盆地に存在しました。北インドでは珍しく温泉の湧き出るところで、当時は風光明媚な都市だったと思います。

 現在のビハール州の州都パトナは旧名パータリプトラといい歴代マガダ国の首都でした。有名なアショーカ王のマウリア朝もその後に興ったグプタ朝もパータリプトラを首都とするマガダ国です。ラージャグリハからパータリプトラに遷都したのはビンビサーラの息子アジャータシャトル王の時代だと言われますが、だいたい紀元前5世紀ころの話です。パータリプトラの記事の時に詳しく語ったのでここでは簡単に述べますが、遷都の理由は外征に有利なガンジス河流域で東西に軍勢を派遣しやすかったからだとも言われます。あるいは父殺しの汚名を解消したかったから心機一転遷都したとも言われます。

 はじめはビンビサーラ王との関係から仏教教団を敵視し弾圧したアジャータシャトル王も、後に和解し仏教を保護します。有名な祇園精舎は大富豪スダッタが旧コーサラ国(アジャータシャトル王が滅ぼした)の首都シュラーヴァスティー(舎衛城)に建設して寄進したとされますが、アジャータシャトル王も資金援助し協力したそうです。

 話をラージャグリハに戻すと、ラジャとは王の意味で王の支配する町というのが語源だそうです。ラージャグリハの成立には数々の伝説がありますが、周囲を山に囲まれた要害の地だったことが大きかったと思います。日本で言えば鎌倉や朝倉氏の本拠一乗谷みたいなイメージです。外輪山は自然の障壁になりますし、防御施設を作るのも容易ですからね。

 驚くべきは、こんな小さな盆地に最盛期10万人もの人口がいたことです。紀元前5世紀のパータリプトラに遷都直前の頃だそうですが、温泉が湧き出るくらいだから水は豊富だったのでしょう。『仏国記』で有名な支那東晋の仏僧法顕もラージャグリハを訪れました。405年から407年にかけてインドの仏教遺跡を巡っています。405年と言えばグプタ朝マガダ国の時代。首都はパータリプトラですが、ラージャグリハはかなり衰微していたと想像します。竹林精舎の跡を眺めたとき法顕は感慨深かったと思います。

 ちなみに法顕はシルクロードからアフガニスタンに入りカイバー峠を越えてインド亜大陸に入っています。インド各地の仏教遺跡を巡った後セイロン島に渡り、海路で東晋に戻ったそうです。荊州江陵で亡くなりました。享年86歳。現在ですら大変なのにこんな大旅行をできたのですから体力も運もあったんでしょうね。仏僧は各地で保護されたのかもしれません。イスラム教が普及する前で良かったと思いますよ。イスラム教全盛時代ならシルクロードの時点で殺されていたかもしれませんね。

 仏教の歴史と深い関わりのあるラージャグリハ、いつか訪れてみたいです。

エルサレム - 世界の都市の物語 -

エルサレム旧市街地図

 考えてみたら世界の都市の物語シリーズもずいぶん長くなりました。最初はパリから始まってロンドン、テーベ、カイロ、北京、トレド、ウィーン、杭州、バルフ、セレウキアとクテシフォン、アンティオキア、メルブ、開封、パータリプトラ、アレッポ、サマルカンドと続きました。もしかしたら抜けている都市もあるかもしれません。現在も栄えている都市もあれば、すでに廃墟となって忘れられた都市もあります。今回はイスラエルの首都でありユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地でもあるエルサレムです。

 ちなみにイスラエルはエルサレムを首都としていますが公式には認められていません。公式にはテルアビブが首都です。アラブ諸国が反発するので欧米はじめ各国はエルサレムを首都と認めたくないのです。ただし2017年アメリカのトランプ大統領が公式にエルサレムをイスラエルの首都と認めたことから、既成事実となっていくのでしょう。

 エルサレムの歴史は古く紀元前10世紀から紀元前6世紀にかけて存在したユダ王国の首都となりました。地中海から内陸部に入った標高800mの小高い丘の上にあります。一般にエルサレムという場合この旧市街を指します。ユダヤ教とキリスト教の聖地であることは分かると思うんですが、実はイスラム教でも教祖ムハンマドが天に昇った所だとされ、メッカ、メディナに次ぐ第3の聖地に定められています。

 都市の起源はさらに古く、ユダヤ人が来る前の紀元前30世紀にも遡るとされます。この地はカナンとよばれセム系民族が住んでいたそうです。彼らが現在の旧市街に当たるオフェルの丘に集落を築いたのが起源です。実はユダヤ教や旧約聖書の舞台は現在のイスラエルではなく紅海沿いのメッカやメディナのあるアラビア半島西岸地方だとする説があります。ユダヤ人は牧畜民なのでカナンの地にも至ったことがあるでしょうが、もともとは先住民がいたのです。そして元来のユダヤ人もセム系民族でアラブ人に近い人種でした。今住んでいるイスラエルの白人系ユダヤ人はロシア平原にあったハザール汗国の末裔が多いと言われます。ユダヤ教を信仰したらユダヤ人になるので民族のルーツとかはあまり重視されないと言われます。このあたり知識がないので間違っていたらご指摘ください。

 ただしすべてがロシア系というわけではありません。ローマ帝国によりユダヤ王国が滅ぼされて以降、ユダヤ人はヨーロッパ各地に移り住みました。その地で金融業などを営み財を成し、現地で長く生活するうちに混血して白人化していったのです。トルコの場合と似ていますよね。トルコももともとはモンゴル高原西部に住む遊牧民でモンゴル人に近い風貌でした。言語もモンゴル語とは方言の違いくらいに似ていたそうです。ところが突厥(トルコの漢訳だと言われる)の拡大、セルジューク朝の西遷でまず中東に移り、オスマン朝時代に小アジアに定着して以降現地人と混血し白人化しました。イスラエルの900万人の人口のうちロシア系は120万人ほどだそうです。

 旧約聖書でもダビデ王がこの地に住むペリシテ人(パレスチナ人?)を倒して要害の地であるエルサレムに都を築いた話が載っています。このように歴史を遡れば誰が元々住んでいたと争うと収拾がつかなくなるため、現在誰が住んでいるかで定住権を認めるしかありません。ユダヤ人もローマに滅ぼされ各地に四散しましたからね。そのときエルサレムは徹底的に破壊されたそうです。

 その後セム系民族が戻ってきてこの地に定住し、トルコ人やモンゴル人などの遊牧民族もこの地を通ったり支配したりします。エジプトの領土となったこともありました。その後オスマン朝の領土となり、帝国主義時代にはイギリスが奪って植民地にしました。第1次世界大戦に協力させるため三枚舌外交でユダヤ人やパレスチナ人それぞれに甘い言葉で独立を約束し騙したイギリスが一番悪いと思いますが、イスラエルは曲がりなりにも建国し、周囲のアラブ諸国と4度に渡る中東戦争を勝ち抜いたんですから、定住する権利を獲得したと思うんですよ。

 厳しい話ですが世界は実力勝負。中東戦争で勝利できなかったパレスチナが悪いんです。綺麗事を言う連中は「パレスチナ人が可哀想と思わないのか?」と非難しそうですが、可哀想だとは思いますよ。でもどうしようもありません。アラファトのPLO(現ファタハ)はイスラエルを滅ぼして自分たちのパレスチナ国家を建設するという夢は諦め共存の道を探りました。昔はPLOも最悪のテロ組織だったんです。

 現実に目覚めずテロを繰り返しているのはガザ地区を実効支配するイスラム教原理主義テロ組織ハマスです。イスラエルにも生存権はあります。何度も戦争して大きな犠牲を払っているんですからね。ハマスは未だにイスラエル殲滅を謳っているんですから、どちらかが滅ぶまで徹底的にやるしかないでしょう。話し合いの余地はありません。

 綺麗事を言わせてもらうと、エルサレムの旧市街を国際管理にしてユダヤ教、キリスト教、イスラム教すべての信者が平等に暮らしたり訪問する権利を保障するのが一番望ましいんでしょうが、現実はそう甘くないので実現は不可能でしょうね。

 イスラエルに平和が訪れるのはいつでしょうか?その前に聖書で言うハルマゲドンが起こって世界の終わりが来たら最悪ですよ。

サール6型コルベット

サール6型コルベット写真

 イスラエル空軍に関する記事を書いたので今回は海軍です。陸軍、空軍に比べイスラエル海軍の印象は薄いと思います。イスラエルは伝統的に陸軍国で空軍も強いですが、海軍の重要性は他と比べたら低いです。とはいえ、周囲を敵に囲まれているイスラエルとしては海軍も必要です。地中海の制海権、シーレーンは米第6艦隊が掌握しているんですが、イスラエル近海の防衛は自国海軍が担当しなければなりません。

 イスラエル海軍は、大型の駆逐艦、フリゲートは保有していません。主力は小型のコルベットとミサイル艇です。それと若干の潜水艦。2000年代初頭までは満載排水量1275トンのサール5型(エイラート級)が主力でした。これに対し満載排水量1900トンとやや大型になったのがサール6型(マゲン級)です。2020年就役。

 サール6型は、コルベットとしては大きな方です。驚くべきはその武装で、こんな小さな船体にバラク8SAMを32セル、C-Dome近SAMも20セル積んでいます。バラク8は70㎞以上の射程を持つ対空ミサイルで一説ではスタンダードSM-2MRに匹敵する性能だとも言われます。C-Domeは名前からも想像できる通り、近距離防空ミサイルとして世界的に評価されるアイアンドームの艦上型です。

 加えてSSM(艦対艦ミサイル)を16発も搭載しています。通常の倍です。他国では8発が標準です。76㎜単装砲1基、324㎜魚雷発射管にSH-60ヘリコプター1機も搭載できます。1900トンの船体に詰め込めるだけ詰め込んで復元性はどうか?外洋航行能力はどうか?と心配になってきますが、イスラエルの近海で活動するだけなので割り切った設計なのでしょう。

 通常の海軍なら5000トン級の駆逐艦かフリゲートに載せるくらいの重武装です。設計はドイツのブラウンシュバイク級コルベットに基づいているそうですが、ブラウンシュバイク級の方がはるかに軽武装です。ドイツ海軍の場合は大型のフリゲートがあるのでコルベットにそこまでの武装は必要ないのでしょうが、イスラエルはこれが主力艦なのでこうなったのでしょう。速力も26ノットとちょっと遅いです。

 機関はウィキでは単にディーゼルと書いてありますがCODADかCODOGかディーゼル単機関か良く分かりませんでした。外洋に出ないのならガスタービン機関は必要ないのかもしれません。仮想敵国のエジプトもシリアもろくな海軍戦力はありませんからね。

 ちなみに前級サール5型の機関はCODOG(ディーゼルとガスタービン切り替え)で33ノットの速力を誇ります。

 今後サール6型コルベットは中東紛争で名前が出てくるかもしれませんのでご注目下さい。

イスラエル航空宇宙軍の戦力

イスラエル空軍戦力

 最近何かと話題のイスラエルですが、イスラエル空軍の戦力について調べてみました。と言ってもネット上の薄い情報なので細かい数値のミスはあるかもしれません。しかも数年前の情報なので現在は若干違っている(例えばF-35Iの保有数が増加しているとか)可能性もあります。

 イスラエルが中東最強の軍事国家であることは誰でもご存知だと思います。第3次中東戦争の圧勝、第4次中東戦争ではアラブ側の奇襲攻撃を受け一時は大損害を出しますが、粘り強く抵抗し最後はアラブ連合軍を押し返し勝利しました。その後のシリアやレバノン、ヒズボラやハマスなどのテロ組織との戦いでも圧勝します。それはある意味当然で、戦争に敗北すると国が滅亡するのですから覚悟が違います。国際社会がどんなに非難しようと、イスラエルは国益のためにはどんな残虐行為も厭わないのです。これを悪と見るか、生き残るために当然と見るかは評価の分かれるところですが、私はイスラエルの国防姿勢は支持します。

 本題に入りますが、イスラエル航空宇宙軍の戦力は驚くべき数ですね。F-15系こそ80機ですが、F-16系は300機もあります。しかもBlock50/52相当のF-16Iかそれに準ずるところまでアップグレードしているのですから驚きです。若干偵察機、哨戒機、早期警戒機の数が少ないかと思いますが、実はこれに関しては米軍が情報を提供しているからだとも言われます。実際米軍のAWACS(早期警戒管制機)がシリア空軍などの動向をイスラエル側に流しているそうです。衛星情報なども提供している可能性があります。

 これを他の中東諸国の空軍と比べてみましょう。中東ではトルコと並んで軍事大国のエジプト。こちらもイスラエルと和平した後西側装備に切り替えていますが、主力戦闘機F-16A型とC型のみで168機しかありません。ほかにMiG-29も残っていますが、おそらく最新のアップデートをされていないはずなので戦力は劣ります。フランスのミラージュ戦闘機系(5、2000など)も90機程度ありますが、ストライクイーグルまで保有するイスラエル航空宇宙軍の方が優勢です。エジプトはフランスからラファール戦闘機30機を導入予定ですが、まだ24機しか届いていないと言われます。

 次にトルコ空軍はどうでしょう。こちらも主力戦闘機はF-16C/D。エジプト空軍よりはましですが224機しか持っていません。他にF-4ファントムⅡE/F2020を174機保有していますが、旧式のためどれほど稼働機があるか不明です。トルコはロシア製の対空ミサイルS400を導入したためアメリカが怒りF-35の売却を拒否しています。

 ハマスやヒズボラの背後にいると言われるイランはどうでしょうか?データー上はイラン革命以前に保有していたF-14トムキャットが41機あると言われますが、どれだけ稼働しているか分かりません。アメリカから部品供給を断たれたため、ロシアの援助を受けて改修し中身はほとんどミグかスホーイ戦闘機になっているとも言われます。F-4ファントムⅡも64機あるとされますが、トルコよりさらに条件は厳しく本当に飛んでるのか非常に疑問です。トルコの場合は一応西側なので、各国で退役したファントムを貰って部品取りに使えるでしょうが、イランは闇市場でしか部品は手に入れられないでしょう。それこそマッコイ爺さん(知ってますか?笑)に頼むしかないですよ。F-5も100機近く持っているそうですが、韓国空軍で事故が多発しているように旧式すぎてパイロットが可哀そうです。

 アメリカと断交してからイランはロシアに接近しますが、MiG-29が19機程度と話になりません。頼みはシナから輸入したF-6(J-6)とかF-7(J-7)ですが、イスラエル航空宇宙軍と質的に対抗できないでしょう。おそらくイスラエル軍機が核施設を空爆しても手も足も出ないと思いますよ。まあロシア製の防空ミサイルがあるから完全に侮ることはできませんが。

 その意味ではイスラエル航空宇宙軍の戦力は中東では非常に有力だと言えるでしょう。

綺麗事を言う者ども、だったら自分たちがクマ被害の問題を解決したらよい

ヒグマ駆除650件の抗議「やるかやられるかの状況で罪悪感を覚える暇はないです」 新人ハンターの思い


 最近クマによる被害が頻発しクマに殺された人まで出てきました。行政は対応に苦慮しハンターに駆除を依頼します。ところがクマが射殺されたことに抗議をするバカ者どもが苦情の電話を入れているそうです。人的被害まで出ているのにいったい何を言っているのかと呆れます。

 そりゃ確かに自然は大切ですよ。動物も保護しなければなりません。ただ人の命と動物の保護のどちらが優先かと言えば、当然人間の方でしょう。そもそもクマが人里に入り込んでいるのは山に食べ物がないからでしょ。人間が自然破壊しているんです。その自然破壊の一端は山林にソーラーパネルを敷き詰め環境を破壊している悪人どもがいるからですよ。ヒグマ駆除に文句言っている連中と再生可能エネルギー推進派はかなりの確率で被ると個人的には思っているんですけどね。そして綺麗事ばかり言う反日左翼でもある。

 わが熊本の事を言えば、自称環境保護団体が清流川辺川の鮎を守れと言うくだらない綺麗事でダム建設を中止させ、その結果熊本豪雨で多数の死者を出しました。始末に負えないのは県知事と副知事(今は東京で維新の議員をしてますな)が綺麗事に迎合してダム建設を中止させたことです。こいつらは鮎の命と地域住民の命のどちらが大切かすらも理解できなかったわけです。清流の鮎はダムより上流のところで保護すれば良いだけでは?ダムを造るくらいだから上流もそれなりの流量はあるはずでしょ?

 駆除されるクマが可哀そうだと思うのなら、自分たちが山に入ってクマを説得すれば良い。それこそお得意の憲法9条でも持ち出して話し合いで解決してくれと強く言いたい。住民たちは命の危険さえある環境で生きているんです。余所者がとやかく言う問題ではない。私も田舎に住んでいるため、クマの駆除に文句を言っている馬鹿どもには非常な怒りを感じます。

 ハンターも下手したらクマにやられるかもしれないんです。命がけですよ。そんなハンターにまで批判するのは人間としてどうかと思います。クマと人間の共存を謳うなら自然破壊をまず止めろと強く言いたい。まずはソーラーパネルの設置業者と戦うべきでしょうね。それをせずに地域住民や行政、ハンターにクレームを入れるのはお門違いです。

 皆さんはクマの駆除に文句を言っている連中をどう思いますか?私は人として許せませんね。

ガザの病院爆発、日本のマスゴミの正体が分かってきました

ガザの病院爆撃写真を解析した結果、「病院が壊れた事実自体が存在しなかった」疑惑が浮上している模様


 緊張が続くガザ地区で、現地イスラム教原理主義テロ組織ハマスはイスラエル軍の空爆により病院が爆破され500人の死者が出たと発表しました。これを受けた日本のマスゴミは碌に検証もせずイスラエルの残虐行為を鬼の首を取ったように報じて非難しハマスの主張を正当化します。

 ところが、カタールのテレビ局アルジャジーラが公開した動画で、イスラエル空軍の使う誘導爆弾やミサイルではなくガザ側から発射されたロケット弾が途中で故障し発火、落下したような様子が分かります。その後イスラエル軍もレーダーが捉えたロケット弾の軌跡を公開しガザからイスラエルに向けて発射したロケット弾が途中で何らかのトラブルを起こし落下したものだと主張します。もちろんイスラエルが正当化するために嘘の発表をした可能性もあるとは思いますが、ハマスやその擁護者はイスラエルの主張する証拠を覆す動画なりの物的証拠を示す必要があります。

 あくまで個人的感想ですが、その後公開された落下地点の写真をみると誘導爆弾やミサイルの直撃したような爆発跡ではないように感じました。しかも病院ではなく隣の駐車場。本当に500人が亡くなったのかも非常に疑問です。もし500人の犠牲者が出たのなら、ハマスが病院を軍事拠点にしており武器弾薬を備蓄していたものに誘爆したのではないかと考えます。

 これを受けてアメリカのバイデン大統領も「この爆発はイスラエルによるものではないようだ」と発言しました。もし本当にイスラエル軍が攻撃したのなら、これほど愚かな行為はありません。バイデン大統領が訪問する直前に攻撃し多数の民間人の犠牲者を出したら国際的非難がイスラエルに集まるからです。逆にハマス側の自作自演だとすると、イスラエルに無実の罪をかぶせ国際的な非難を浴びせられるんですからこれほど好都合なことはありません。

 事件が起こった時一番の受益者を疑えと言うのは犯罪捜査の鉄則ですが、この場合はどうなんでしょうか?真相は分からないので判断はそれぞれに任せます。私はイスラエル側の主張のほうが合理的だと思うんですが。

 それはそうと、イスラエルによる地上侵攻はいつ起こってもおかしくありません。パレスチナ民間人の犠牲はおそらく万単位、下手すると数十万人単位になるかもしれません。だからイスラエルはガザ川以南に脱出するようにパレスチナ人に警告しすでに百万人近くが脱出したという報道もあります。この期に及んでガザ北部に残っているのはハマスの協力者か、ハマスに脅されて脱出できない者でしょう。厳しい話ですがこれらの犠牲はやむを得ないと思います。

 日本のマスゴミに代表されるハマス擁護者は、イスラエル軍は安全を保障した南部も空爆したじゃないかと非難しています。しかしよく見ると、その中にハマスの幹部が紛れ込んでいたからで悪いのは民衆に隠れて人間の盾にしたハマス幹部だと私は思います。テロ組織であるハマスはパレスチナ人の代表ではなく、ガザを実効支配しパレスチナ人を抑圧する悪の集団なんでしょう。イスラエルの警告にもかかわらず、ガザ北部の病院にパレスチナ民間人が多数いたのは、ハマスが人間の盾にしていたからだと思いますよ。本当にハマスがパレスチナ人を代表し、民衆の命を心配していたのなら率先して民間人を南部に脱出させ、自分たちだけでイスラエル軍と戦うはずですから。

 そもそもそんなに人道に配慮する集団なら、イスラエルを奇襲攻撃し外国人を含む民間人を多数虐殺しないはずです。人質として誘拐もしない。結局ハマスは残虐なテロ組織なんです。私はイスラエルの行動を全面的に擁護はしませんが、今回に限っては大規模テロを起こしたハマスに全責任があると考えています。民間人に犠牲が出ても悪いのはハマス。ただ、イスラエル側にも最低限の人道配慮はしてほしいと願うばかりです。

 私は日本のテレビを見ていないので分からないのですが、その後ガザの病院爆発をどのように報道しているんでしょうか?両者の主張を公平に報道しているんでしょうか?非常に疑問です。もしハマス側の主張を肯定しているのならマスゴミもテロ支援者と断じて間違いないでしょう。

飯山陽(あかり)さんが指摘する中東専門家の嘘

 大多数の平和ボケ日本人は遠い中東の出来事だとハマス事件を他人事と考えている人が多いと思います。しかしそれは大いなる間違いです。最悪の展開をすると第5次中東戦争、第3次世界大戦にまで発展しかねないのです。中東戦争なら石油が入ってこない、石油価格が高騰して第2のオイルショックになる可能性が高いですし、この機に乗じてシナが台湾侵攻したら世界大戦になって日本人の命も危険に陥ります。

 いくら超大国アメリカと言えど、中東、ウクライナ、極東と三正面作戦をする力はありません。アメリカ国内にユダヤ人が数多く住んで政治力、経済力をもっているためアメリカは中東を最優先にするでしょう。ウクライナへの援助も減るだろうし、極東は軍事的プレゼンスを減らすと思います。元陸上自衛隊陸上幕僚長・陸将の岩田清文氏が指摘していましたが、紛争をガザ地区に限定させることが絶対に必要で他国に拡大させてはいけないのです。

 国際社会が懸念するのは、イスラエル軍が地上侵攻した時パレスチナの民間人に多数の犠牲が出ることです。まともな中東研究家(私が把握しているのは今のところ飯山陽氏だけ)は、パレスチナ民間人を巻き込まないためにガザ南部ガザ川(ワディガザ ワディは涸れ川の意味。普段は水がないが雨期にだけ川になる)より南に脱出させなければならないと主張しています。イスラエルもガザ川以南に脱出するように呼び掛けていますし、国際社会の目がありますから避難している難民を攻撃したりはしないでしょう。

 ところが日本の自称中東研究家(高橋おかずとか宮田某とか)どもは、こぞって「脱出など不可能」「イスラエルが人道配慮しているというアリバイ工作に過ぎない」などと主張しています。これに関し飯山陽氏は怒りの動画をYOUTUBE上にあげています。飯山氏によれはガザ北部の市街地からガザ川までわずか5~6㎞しかないそうです。大人なら1時間強、女子供や老人でも2~3時間も歩けば到着します。嘘だと思うなら皆さんも実際にグーグルマップで確認してください。

 道路にがれきが溢れて歩けないと自称中東専門家は嘯きますが、これは民衆がガザ北部から脱出するのを妨害するハマスの仕業だそうです。住民を盾にしようとしている卑劣なハマスに与する日本の自称中東専門家はテロリストの仲間だと思います。飯山氏も指摘していましたが、アラブ擁護の専門家と共産主義者は非常に近しいかそのものだと言われます。

 今回のイスラエルの行動は、自国民を大量にテロで殺されたことに対する自衛戦争であるはずで、イスラエル軍が相手にしてるのはテロ組織のハマスです。決してパレスチナに戦争を仕掛けているわけではありません。ガザのパレスチナ人はむしろハマスに抑圧されている被害者なのです。

 私は避難したパレスチナ人はエジプト領内に難民キャンプを設けて国連が世話をするしかないと思っていたんですが、飯山氏によれば難民に紛れてハマスのテロリストが入りこむのでエジプトは絶対に拒否しているそうです。飯山氏はむしろガザのガザ川以南に国連が介入して安全地帯を設けたほうが良いと指摘していました。よく考えるとそれしかないのかもしれません。エジプトも難民受け入れは絶対に拒否だが人道援助はすると言っていますので、国連は今すぐ動いてガザ南部に非武装の安全地帯を設置すべきです。

 パレスチナ民間人が避難して困るのはハマス。人間の盾にできなくなりますから。そして脱出は可能。病院があるから医療スタッフや患者は避難できないというのも嘘。避難できないのだったら大地震などの自然災害が起こったとき現地の病院はそこに居続けないといけなくなりますよ。むしろ病院を軍事拠点にして病院関係者や患者を人質に取っているのはハマスです。避難する時重篤な患者は亡くなるかもしれませんが、災害時のケースを考えると病院からの避難は物理的に可能です。

 日本の中東専門家はハマスの協力者なんでしょう。事実を伝えずハマスに有利な嘘を垂れ流しているんですから。我々はネット上のあらゆる情報を調べ自分なりに納得する答えを見出すしかないのかもしれません。今のところ私は飯山陽さんの主張が正しいと思っています。

 皆さんはガザのパレスチナ民間人が助かるにはどうすれば良いと思われますか?

今後予想されるイスラエル軍のガザ侵攻

イスラエル軍 退避警告 大規模軍事作戦準備か ハマス幹部2人殺害

 ガザ地区を不法占拠しているイスラム教原理主義テロ組織ハマスによるイスラエル奇襲攻撃、民間人虐殺、民間人誘拐という一連の大規模テロ事件。イスラエル側の死者は1200人を数え150人近くが誘拐され人間の盾にされていると言われます。ハマスはイスラエルの殲滅を謳っており到底イスラエルは妥協できるはずがありませんでした。イスラエルとしては国家の存亡がかかっているので強硬にならざるを得ません。

 すでにガザ国境には10万人のイスラエル軍が展開、いつでも地上侵攻できる態勢にあります。これまでイスラエル軍がガザ地区に投下したミサイルや誘導爆弾の投下量1500トン以上、これは東京大空襲に匹敵するかそれ以上の量だそうです。よくもそれだけの量を備蓄していたと感心しますが、周囲を敵に囲まれているイスラエルにとっては当たり前なのでしょう。

 イスラエル軍のガザ侵攻で一番の懸念点は150人の人質の存在。ハマスは卑劣にも人質を人間の盾にしようとしています。私は確認していないのですが、人質のうちかなりの数が残虐に殺されたと言われ、実際子供の首を切った凄惨な動画もあるそうです。まさに鬼畜ですよ。民族憎悪が激しくなると人間の心を失うという証拠でしょう。

 実は人質に関してはすでにアメリカ軍特殊部隊デルタフォースが救出に動いているという話もあります。アメリカ人も人質に取られているそうなのであり得ない話ではありません。ただこういう特殊作戦は公表されないのが常なのであくまで噂です。噂ついでに言うと、デルタフォースとイスラエル軍特殊部隊が共同で人質救出作戦に動いているとも言われます。

 とは言え、ハマス側もそれは想定しているはずで、どこに人質を隔離しているかも分からないため失敗の可能性も高いと思います。イスラエルとしてもアメリカとしても最大限の努力はしたという事なのでしょう。そして人質の居場所が分からなくても地上侵攻はあると思います。イスラエルは国民の虐殺に対し徹底して報復すると宣言していますし、ハマス壊滅を図ると言っています。

 BSの番組で元陸上幕僚長・陸将の岩田清文氏が言われていたのですが、イスラエル軍は今ウクライナで行われている塹壕戦ではなく、湾岸戦争やイラク戦争で米軍が採用した徹底破壊戦術をとる可能性が高いそうです。イスラエルは人口も少なく930万人前後。軍も人命最優先です。損害の多い塹壕戦は避けるはずとのこと。具体的にはまず空爆で徹底的に叩く。最初に区域を決めます。進出線は数キロの範囲だそうです。バンカーバスターでその区域の塹壕や地下陣地ごと破壊し、その後サーモバリック爆弾などで地下壕に潜むハマス戦闘員を窒息させる。ハマス戦闘員が籠る可能性があるビル群も徹底的に破壊し更地にしてからようやく地上軍が侵攻するという順番です。

 その地域をある程度掃討したら、次の進出範囲を決め同じことを繰り返す作戦です。これをやられるとハマスは手も足も出ません。ところが最大の懸念点は民間人に犠牲者が多数出る事。おそらく数万人単位ではきかないかもしれません。数十万単位の犠牲者が出る可能性もあります。ハマスは卑劣にも病院や学校に軍事拠点を置いていますからね。しかもパレスチナ人が脱出することを許さないそうです。

 今はイスラエルに同情的な国際世論もあまりにガザのパレスチナ人の犠牲が多いと逆にイスラエル非難に回るかもしれません。ただイスラエルは世界中を敵に回しても徹底的にやるでしょう。国家の存亡がかかっているんですから。岩田さんは、今こそ国連の出番だと仰っていました。人道回廊設置を渋るエジプトを説得しガザの民間人をできるだけ逃がす。難民キャンプの設置や治安維持、運営は国連が責任を持つ、などやるべきことは数多くあります。ただ最近の国連の体たらくを見るとまず無理でしょうね。

 そしてこの戦闘をガザ地区だけに限定させることも重要です。レバノンのヒズボラ、シリア、そしてすべての背後にいるイランが参戦したら第5次中東戦争です。これに乗じてシナが台湾侵攻を始めたらそれこそ第3次世界大戦になります。ですから絶対にこの戦争を拡大させてはいけないのです。

 我々日本人の命も掛かっているんですから、イスラエル軍のガザ侵攻は注意深く見守る必要があると思います。皆さんのご感想をお聞かせください。

今回のハマス大規模テロ、モサドは把握していたのか?

 モサドと言えば、イスラエルの誇る情報機関で世界有数の優秀な組織です。ナチスの残党狩りや中東戦争における情報収集でイスラエルの国家存立に多大な貢献をしました。

 ところが、その優秀なモサドが今回のハマスによる大規模テロの情報をどうして掴めなかったのか世界中から疑問が上がっています。組織の劣化、イスラエルの政治自体がリベラル化し軍隊や情報機関もそれに伴って弱体化したのではとも言われます。日本の現状を考えると、リベラルが力を持つと軍隊を含むあらゆる政府組織が弱体化するのは世界的傾向みたいです。

 ただ、私はモサドの問題よりモサドの情報を生かしきれない政権中枢の問題のような気がします。というのも第4次中東戦争の事例があるからです。モサドはエジプトやシリアが奇襲攻撃する兆候をつかみ政府に情報を上げていたそうです。ところが政府は「第3次中東戦争でぼろぼろにやられた中東諸国がイスラエルに戦争を仕掛けるはずがない」という楽観論が主流でモサドの情報を信じなかったそうです。そして油断しアラブ諸国の開戦奇襲でイスラエルは多大な損害を受けました。最終的にはイスラエルの軍事力が巻き返し勝利に終わりましたが、あの時の教訓が生かされていないように感じるのです。

 私は今回もイスラエル政権内に平和ボケがあったように思えます。というのも第4次中東戦争では痛い目に遭ったものの、その後の紛争ではイスラエルの圧勝で中朝諸国を舐めていた節があります。ハマスやヒズボラなどテロ組織の攻撃はありましたが、その背後にあるイランやシリアは本格的にイスラエルに戦争を仕掛ける能力も度胸も無いと甘く見ていたのでしょう。

 実際、中東でイスラエルと五分に戦える国はエジプトとトルコしかありません。その最大の敵エジプトとは和平を結んだし、トルコはそもそもNATOに加盟しているので戦う事も無い。そういう安心感が平和ボケに繋がったような気がします。モサドが全盛期から衰えたのは事実かもしれませんが、今回ハマス暴発の情報は政府中枢に上げていたような気がします。ネタニヤフ政権がそれを本気でとらえなかったのが今回の悲劇になったように見えるのです。

 平和ボケとはいいながら日本ほど酷くないのは、大規模テロを受けイスラエル政府が本気になったことです。予備役30万人の動員もすぐ行いましたし、すでにガザ国境沿いに10万人の兵力を集めいつでも地上侵攻できる状況だそうです。ここらあたりはさすが世界指折りの軍事国家ですね。日本ではとても真似ができない芸当です。

 多数の国民をテロリストに殺されたイスラエルは絶対に妥協しないでしょう。私はハマス戦闘員は言うまでもなくその協力者も全員物理的に排除(どういう事かはそれぞれ想像して下さい)するまで終わらないと思います。この期に及んでハマス幹部の一人は「政治的交渉の用意がある」などとヘタレたことをほざいてますが、人質を虐殺しておいて何を言っているんだと呆れます。

 自国民を殺されたアメリカもキレて東地中海に空母打撃群を派遣しました。これでイランの参戦可能性は低くなったと思います。もしイランが参戦してイスラエルにミサイル攻撃したら終わりです。さすがにそこまで馬鹿だとは思えません。ハマスは愚かですが。

 情報機関の重要性、それを取り上げる政府の能力、今後の日本の在り方を考えさせられた事件でした。おそらく第5次中東戦争には発展しないと思いますし、そう信じたいですがガザ地区は戦場になるでしょうね。皆さんはモサドが劣化したのか、イスラエル政府が劣化したのか、どちらだと思いますか?

こうなることが分かっていたのに、何故ハマスは大規模テロを起こしたのだろうか?

イスラエルがガザ地区の水道・電力供給を停止、封鎖により燃料枯渇も時間の問題となっている模様


 この大事件が起こるまでハマスが実効支配するガザ地区の実態が分からなかったんですが、水道・電力という重要インフラをイスラエルに頼っていたんですね。イスラエルを怒らせたら水道と電力の供給を止められると分かっているはずなのに、どうして大規模テロを起こしたのか非常に疑問です。

 イスラエルとサウジアラビアが国交回復する動きが、ハマスを支援するイランにとって非常に困る状況だったんでしょうね。イランが支援してハマスに攻撃させたんでしょうが、イスラエルの一般市民どころか外国人観光客まで標的にして虐殺したのは悪手中の悪手でした。

 アメリカ人やドイツ人観光客が多数殺された以上、欧米諸国は絶対にハマスを許さないでしょう。日本以外のG7各国が今回のテロ事件でハマスを厳しく非難しているのも当然です。日本は事なかれ主義で双方に自制などとおかしな声明を出しましたが、まずパレスチナとハマスがイコールではないという事実を理解しているんでしょうか?外務省が無能なんでしょうね。

 ガザ地区を支配しているハマスは、ガザ地区のパレスチナ人も抑圧していますよ。政府組織でもなんでもなくただのテロ集団です。パレスチナの正統政府であるパレスチナ自治政府の役人を全員追放してガザを奪っているんですから、今回の事件でハマスをテロ集団として厳しく非難すべきでした。

 ハマスを伝統的に支援してきたのはイランとカタールだそうですが、最近カタールはテロを懲り返すハマスに呆れ援助を打ち切ったとか。経済的に追い詰められたのもハマス暴発の原因の一つなのかもしれませんが、一説では1000人に及ぶと言われる民間人を虐殺されたイスラエルは絶対に許さないでしょう。地上侵攻は確実に始まると思います。

 イスラエルはご存知の通り世界有数の軍事国家。真正面からの戦闘で寄せ集めのハマスなど相手になりません。イスラエルは報復としてハマスを徹底的に叩き壊滅に追い込むと見ていますが、その際パレスチナの一般市民の犠牲はどれくらいになるか想像もできません。

 飯山陽氏らまともな中東専門家が指摘する通り、ハマスがわざと病院や学校に軍事拠点を置き、そこをイスラエル軍に攻撃されると無抵抗の一般市民をイスラエル軍が虐殺したと国際宣伝しているそうですが、騙されてはなりません。ハマスはパレスチナ人が戦闘地域から脱出することも許さないそうですからまさに鬼畜ですよ。

 アメリカも地中海に空母打撃群を派遣していると言われますし、私が一番懸念するのはハマスの親玉のイランが動くことです。イスラエルに地上軍派遣は物理的に不可能ですが、ミサイル攻撃くらいはあるかもしれません。西側諸国はウクライナ支援で手一杯なのに、中東で戦争が起こったらアメリカは二正面作戦を強いられることになります。そしてそれを見ていたシナが今がチャンスとばかり台湾侵攻を開始するかもしれません。そうなったら第3次世界大戦です。

 国際情勢は厳しい局面に入ったと思います。我々日本人も決して他人事だと思わず、どこに飛び火するか慎重に見守るとともに、来るべき日に備え覚悟すべきです。皆さんはハマスの暴発とイスラエルの対応、そしてこれが世界情勢にどう影響するか、どう思われますか?

ロシアもハマスも変わらんな(呆)

【国際】ハマスが異例の越境、エルサレムでも空襲警報…イスラエル軍のガザ地上侵攻「必至」か


 YOUTUBEで中東研究家の飯山陽氏が怒りの動画を上げていたんですが、ハマスのイスラエルに対する越境攻撃、度を越えていますね。

 すでに民間人を含む(というか民間人が大半)イスラエルの犠牲者400人以上、負傷者数千人に達しているそうです。大量のロケット弾攻撃だけではなく、ハマスのテロリストが多数イスラエル領内に潜入し民間人を殺害、女性は強姦の末殺害、子供や老人を人質にするため攫っているそうです。ロシア兵がウクライナでやっている悪行とそっくりですね。イスラエル民間人の遺体に対する冒涜動画すら上げているそうです。ハマスは鬼畜ですよ。

 飯山さんの怒りは日本のマスゴミに対しても向けられています。「イスラエルのパレスチナ人に対する弾圧が原因だ」「テロは容認できないがハマスの行動も理解できる」などとテロ組織を擁護する報道を繰り返しているそうです。テレビ御用達の自称中東専門家共もどっちもどっち論でハマスも悪いがイスラエルも悪いという汚い印象操作をしているそうです。

 いかに理由があれど民間人に対するテロは許せないと思うのが普通の人間です。なのにイスラエル人が被害に遭うのはある意味仕方ないと主張することは、テロ擁護だと飯山氏は怒っているんです。私も全く同感ですね。イスラエルが怒ってガザ地区を空爆するのも、連中の論理ならどっちもどっちのはずですが、これに対しては口汚く罵っています。マスゴミはテロの共犯者であり特亜の工作員でありロシアンフレンズなんでしょうね。

 私はここまで犠牲が出た以上、イスラエル軍は地上侵攻もすると思います。その際パレスチナの民間人にも犠牲が出ると思いますが、日本のマスゴミがどう報じるか見ものですね。すでにイスラエルの民間人が多数ハマスに虐殺されているのに、全く報じないんですから偏向報道と呼ばれても仕方ないでしょう。

 いくら歴史的背景があったとしても、今回の無差別攻撃は完全にハマスが悪い。テロは絶対に容認できない。その結果パレスチナの民間人に犠牲が出たとしてもその責任はハマスにあると思いますよ。飯山さんのようにまともな正論を吐く中東研究者はいないんですかね?もしいたとしてもマスゴミにとって都合が悪いからテレビに呼ばないんでしょう。

 そういえばX(ツイッター)上で、エジプト人のフィフィさんがどっちもどっち論を書いたところ飯山さんが噛みついていましたね。フィフィさんの日頃の言動は支持していますが、今回の件に関しては飯山さんが完全に正しいと思いますよ。どんな理由があってもテロを起こした方が悪いのは当然です。

 皆さんはハマスの大規模テロとイスラエル軍の反撃、どのような感想を持たれましたか?

トマホークミサイル、導入1年前倒しに

日本、時間が足りないとして1年前倒し 射程1600km トマホークミサイル400発を取得 相手のミサイル発射基地などを攻撃可能に

 木原稔(良い方の木原)防衛大臣が米オースチン国防長官と会談しトマホークミサイル導入を1年前倒しすることに合意しました。半分の200発を最新型のブロックⅤ、残りを一世代前のブロックⅣにして取得を急ぐそうです。とはいえブロックⅣも米軍で現役ですし、ⅣとⅤの違いはⅤの方が対妨害機能を強化したGPSを搭載し命中精度が向上、データリンクも強化されています。Vの中でもVbは貫通力をより強化したものなのでこちらの方が望ましいんですが、ⅣはVにアップグレード可能だそうですのでそこまで心配しなくて良いかもしれません。

 弾頭重量も1000ポンド(454㎏)あれば十分でしょう。逆に12式地対艦誘導弾能力向上型の方が弾頭重量が軽い(おそらく300㎏前後)なので、こちらをどれだけ強化できるかが疑問です。12式地対艦誘導弾能力向上型の開発は2026年予定。トマホークの前倒し導入はそれだけ台湾有事が近づいてきたという事かもしれません。

 巡航ミサイルの弾頭重量は地上目標だとやはり1000ポンド以上無いと厳しいかもしれません。対艦なら300㎏でも十分なんですけどね。12式は長さを長くするより直径を太くして弾頭重量を少しでも重くする努力をすべきだと個人的には思います。今ウクライナ戦争で大活躍しているストームシャドウも、ウクライナが熱望しているドイツのタウルスミサイルにしても1000ポンド前後の弾頭重量はありますからね。これが世界標準なんでしょう。

 ちなみにトマホークミサイルはブロックⅣ以降、射程延長の代償として構造が脆くなったようで潜水艦の魚雷発射管からの発射はできなくなったそうです。米攻撃型原潜がVLS(垂直発射システム)にトマホークミサイルを積んでいる理由です。ただしトマホークを導入したイギリスでは、魚雷発射管から試験発射した所できたそうなので、アスチュート級攻撃型原潜は魚雷発射管にトマホークを積んでいます。

 ですから無理やり積めば魚雷発射管でも発射可能かもしれませんが、海自OBの話では魚雷発射管は常に反撃用の魚雷を1発から2発は装填しておかないといけないのでトマホークの同時発射は4発から5発が限度。しかも注水に時間がかかるので、それよりはVLSで同時発射数を18発から24発にして一気に発射できれば、発射後すぐに逃げることができるので即応性と生存性で有利になるとのこと。

 ただし私はVLSは船体構造上の弱点になるので、あまり賛成ではありません。日本潜水艦の強みだった潜航深度が浅くなるからです。従来のディーゼル電気潜水艦とトマホーク発射母艦(こちらも当然ディーゼルエレクトリック)を別々に取得するというなら話は別ですが。ここらあたりは悩ましい選択ですね。

 ともかくトマホーク早期取得はそれなりの理由があっての事。日米政府も何か情報を掴んでいるのでしょう。我々国民も覚悟が必要かもしれませんよ。

杉田水脈議員は福井1区から立候補すれば良い

杉田水脈福井1区

 私はX(ツイッター)を覗くのが日課になっていますが、目からうろこのポストがありました。杉田水脈議員と言えば自民党で数少ない保守派。安倍さんに目を掛けられ衆院選中国ブロック比例上位で2期当選しました。LGBT法反対はもちろん、慰安婦問題でもアイヌ(ザイヌ)問題でも疑問を呈し国会で素晴らしい質問をし続けました。彼女の凄いところは、民間人時代にも単独で国連に乗り込み、特亜の日本に対する誹謗中傷を正論で論破し日本の正統性を訴えたことです。真の国士とは彼女の事だと思います。

 だからでしょうが、日本滅亡を企むマスゴミなど反日左翼から目の敵にされ事あるごとにバッシングを受けました。岸田総理は彼女を守るどころかマスゴミに迎合し政務官を更迭したくらいです。安倍さんの死後左傾化が進む自民党にとって杉田氏は非常に煙たい存在になってきたのだと思います。

 茂木幹事長は次の衆院選で杉田氏を公認しない方針だとか。これは間違いなさそうです。党のルールで比例単独立候補は連続2回までで3回目はないとのこと。しかし杉田氏は小選挙区を持てない(自民党執行部から与えられていない)ため事実上の政界引退を余儀なくされているとか。これに対し、自民党擁護派は「杉田氏は衆院選には出れないだろうが、次の参院選全国比例で公認を貰うはずだ」などと確証も無いことをほざいています。

 岸田総理や茂木幹事長の日頃の言動を見ると、まずありえないと思いますね。反日左翼政党と化した自民党にとって保守政治家はできる限り排除したいはず。自分たちの売国政策が通らなくなりますからね。おそらく他の自民党保守派も何らかの落ち度を見つけて追い落とすと思いますよ。

 私は杉田水脈議員は日本の宝だと思います。このまま引退に追い込まれたら勿体ないと憂いていました。そこに起死回生の一手です。福井1区と言えばLGBT法の元凶の一人稲田朋美の選挙区。あまりの反日左翼ぶりに地元後援会の半分ほどが離れているとのこと。そこに杉田氏が無所属で立候補すれば良い勝負になると思います。座して死を待つより乾坤一擲の大勝負に出るべきだと個人的には思います。

 理想的には日本保守党に入って福井1区から立候補すべきですが、そこまで贅沢は言いません。杉田氏が「参院選では公認する」という確証も無い自民党執行部の空手形を信じるか、それとも起死回生の一手に出るかは本人の判断次第。自民党を裏切って福井1区から立候補すれば二度と自民党には戻れないのですから、ここは慎重に判断しなければなりません。

 はてさてどうなるか?福井1区は注目選挙区となりました。皆さんは福井1区から杉田氏立候補の可能性、どのように見ますか?

弥生人は朝鮮半島から渡ってきたのではない

【人類学】「弥生人」とは何者か? 急速に進む核ゲノム分析、見直し迫られる通説


 旧ヤフーブログ時代からの読者さんならご存知だと思いますが、過去記事『稲の道、文明の道』『稲作朝鮮半島伝播の歴史』などで支那大陸長江流域(から雲南地方にかけて)で発祥した稲作は、古代海洋民族であった縄文人によって日本列島に伝えられその後朝鮮半島に渡ったと書きました。

 これは想像ではなく、支那研究機関による20年に渡る稲の遺伝子研究ではっきりと裏付けされています。稲作発祥の地である支那長江流域と日本には温帯ジャポニカ米の8種類の遺伝子型があるが、朝鮮半島には7種類(分類によっては10種類中8種類)しかないという事実です。詳しくは『稲作朝鮮半島伝播の歴史』を読んでいただくとして想像を踏まえて書くと、私は古代支那で東夷と呼ばれる異民族と日本の縄文人は同じ民族か非常に近しい民族ではなかったかと思うのです。

 というのも『古代中国と倭族・長江文明を検証する』(鳥越憲三郎著)などで指摘されるように、古代日本と長江流域から東南アジアにかけて稲作をする民族に共通する文化として高床式倉庫があるそうです。高温多湿という気候の面もあるのでしょうが、民族的に近しいものがあるのではないかと私は考えます。

 日本で見つかる弥生人の人骨を調べても、朝鮮半島由来の物は少なく大陸系の特徴が見られるそうです。ですから稲作が朝鮮半島から伝わったというのは科学的にもあり得ないと思います。なのに日本の歴史学会ではいまだに稲作朝鮮半島由来説を唱える者が主流派です。これは明らかにおかしい。戦後日本が自虐史観に囚われ朝鮮に遠慮する間違った空気に支配されているとしか思えません。あるいは在日偽装帰化人が多いのか反日左翼が跳梁跋扈し日本を貶めるためにわざと朝鮮半島渡来説を唱えているかでしょう。

 これでは願望で歴史を騙る朝鮮人と何ら変わりませんよ。非常に恥ずかしい態度だと思います。そして弥生人が縄文人に完全に取って代わられたというのも嘘です。稲作遺跡は縄文時代後期から見つかっています。渡来人はいたかもしれませんが、縄文人と融合し日本民族が形作られたと考えるのが自然です。実際、今の日本人もほりの深い縄文系からのっぺりした弥生系まで様々な人がいます。

 科学に基づいた日本の歴史が再構築されることを願うばかりです。思想的偏向を日本の歴史に持ち込まれたらたまったものではありません。皆さんは弥生人はどこから来たと思われますか?

いつから大和朝廷を大和王権と言うようになったのか?

【歴史】古代日本を統治した「大和王権」と「邪馬台国」に関連性はあったのだろうか?


 昭和の教育を受けた者(私も含む)は大和朝廷と習ってきたと思います。ところが最近は大和王権と言っています。一般の方は感じないかもしれませんが、私は皇室軽視、皇統断絶を企む悪辣な陰謀に見えるんですよ。実は以前NHK大河でも平清盛で王家論争が起こりました。私は関連の書籍を何冊も読んで、王家とは覇道と王道という意味での王家であり当時皇室という言葉はなく王家と言っていたと主張するNHK幹部や似非考証学者どもが詭弁を弄しているように感じました。

 今考えてみると、あの当時から反日左翼勢力の一角であるマスゴミは日本の歴史を貶め日本人に歴史の誇りを持てなくさせようとしていたんでしょうね。麒麟がくるとか鎌倉殿の13人など秀作はいくつかありますが、ほとんどのその後の大河ドラマは日本の歴史をデイスる屑作品ばかりになりました。そして今年のどうする家康は典型です。主役に未成年性加害問題で揺れているジャニーズタレントを主役に起用したのもそうだし、天下人家康を責任感欠如で考えの足らない阿呆に描いているのは酷すぎますよ。秀吉の描き方もあり得ない。竹中直人主演の秀吉と比べるとあまりのレベルの違いに唖然とします。秀吉は決してあんな卑劣漢ではない。闇の部分はあるにしても竹中秀吉の描き方が日本人の琴線に触れていると思いますよ。

 秀吉では主役の秀吉はもちろん、ライバルである明智光秀(村上弘明 演)も魅力的に描かれていました。信長役の渡哲也も良かった。その他多くの登場人物それぞれ個性があり完全な悪というよりそうせざるをえない生き様を描いて奥の深い作品だったと思います。同じ家康主人公なら滝田栄の徳川家康は大河史上五本の指に入る大傑作でした。こちらも登場人物それぞれ深みがありましたね。

 ところがどうする家康はどうですか?主人公も軽薄なら登場人物全員学芸会のようなレベルの低さ。ストーリーも陳腐。あり得ない現代の価値観で夢想的平和主義を垂れ流すばかり。古くからの大河ドラマファンは皆見限って離れました。私は脚本家がクズというよりNHKの方針として歴史を冒涜するのが目的だったように思えるんですよ。そうじゃなかったらこれほど酷い作品にはならないはず。

 この流れは反日左翼が多いと言われる歴史学会にもはびこっていると思うんですよ。大和朝廷を大和王権と言い換えるのもその一環なんでしょう。朝鮮人が天皇陛下を日王と侮辱しているのと同根です。そのうち日本の歴史教科書でも天皇ではなく日王と侮辱し始めると思いますよ。それほど教育界は腐りきっているんです。特亜と結託した反日左翼勢力は今後もどんどん日本の歴史を冒涜していくんでしょうね。本当に許せません。

 歴史教育は本当に大切です。日本の歴史を愛せない者は日本という国も愛せません。大和朝廷を大和王権と言い張る連中も信用できないと私は思います。皆さんは大和朝廷と大和王権、どのような感想を持たれましたか?
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歴史好き、軍事好きの保守思想の持主です。最近は時事ネタが多いですが広い気持ちでお許しください。本来は歴史ブログだったんですよ。

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